
「芸能界最強占い師」として知られ、25年間で6万人以上を無償で占い続け、新刊『ゲッターズ飯田の五星三心(ごせいさんしん)占い2023』も話題のゲッターズ飯田さん。長年多くの人を占ってきたなかで、人間関係の悩みを聞く機会も多かったといいます。人づきあいが苦手で、自信をなくしている人は「固定観念」に縛られていることが多いそう。今回は、そんな不自由な鎖のほどきかたをご紹介します。 (朝日新聞出版刊『ゲッターズ飯田の縁のつかみ方』より一部抜粋・編集)

■なくなっていい縁もある
人付き合いが苦手な人に、「それ、悩む必要ないよ!」と思うことがあります。
占いイベントでの出来事です。
ある小学生を占ったら、「学生時代の友達とまったく縁がない」という結果が出ました。
一緒に来ていた母親が話し出しました。
「この子、学校に行かなくなっちゃって、ほぼ家にいるんです。不登校なんです……」
「あぁ、大丈夫。キミは小・中・高校の友達とは一人もつながらないから、気にしなくていいよ」
子どもの目がパッと輝き出します。
「キミ、社会に出てから伸びるから、いまの友達とか無視していいから。死んだと思っていいから」