
そう言うと、母親も驚きの表情に。「友達とか大事にしなくていいんですか!?」
そう聞かれて、「いま周りにいる友達は、大事にしなくていい。それよりも自分のやりたいことを大事にした方がいい」と言ったら、その子は一気に元気になって、晴れやかな顔で帰って行きました。
「友達100人できるかな」ではないですが、友達が多ければ多いほどよいと考える人もいますが、それは固定観念に縛られているだけなんです。生きたいように生きればいいんです。
合わない人とは合わないし、合う人は絶対にいますから。
■「縁が切れて幸せ」と思え
こんな悩みもありました。
「40歳過ぎてリストラされたんです」
暗い顔でそう言うので、僕はこう答えました。
「よかったですね。その会社との縁が切れたんですね。これで世界中のどの会社にも入れる可能性をあなたは持っている。僕は占いしかできないし、占いに縛られているから、うらやましいですよ!」
悪い面を見るか、よい面を見るか。どこを見るかで感じ方は大きく変わってきます。
「あなたは今、何にも縛られていないですもん。こんな自由なことないですよ」
人生、どこでどうなるかわかりません。せっかく自由な身になったんだから、ダメでもともとの気持ちで何でもやってみたらいいんです。
「人ごとだからそんな風に言えるんだ」と思うかもしれませんが、これ、真実ですよ。
ダメだと思ったら、ダメなんです。