関東地方の6月は降水量、日照時間ともに、ほぼ平年並みの見込み。ただ、気温は6月中旬から下旬に平年並みか高い予想で、例年以上に蒸し暑い梅雨になる可能性があります。

品川区民公園のあじさい(小野聡子気象予報士 撮影)
品川区民公園のあじさい(小野聡子気象予報士 撮影)
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1日(木)発表の1か月予報によると、関東地方の向こう1か月の降水量、日照時間はほぼ平年並みの見込みです。関東地方の梅雨入りの平年日は6月8日頃です。今年は来週、再来週と徐々に前線が北上してくる予想ですので、平年から大きく遅れることなく、雨の季節に入るでしょう。6月中旬以降は平年と同様に梅雨空の日が多くなりそうです。
気温は、1週目(6月3日~9日)は平年並みか低い予想です。5月は季節を先取りしたような暑さの日が多くなりましたが、6月はじめは極端な暑さはなさそうです。一方、2週目以降(6月10日~)は平年並みか高い予想です。ジメジメムシムシすることの多い時期ですが、曇りや雨でも気温が高ければ、いつも以上に蒸し暑い梅雨になるかもしれません。カビが好む環境になりやすいので、食品や健康管理にはいつも以上に気を配りましょう。

なお、今週末は晴天とカラッとした陽気が続く見込みです。衣替えや布団の整理などをして、クローゼットや押入れの中まで空気を入れ替えておくとよいでしょう。梅雨入り前にエアコンや除湿機などもお手入れしておくとよさそうです。