今日(10日)に日本気象協会から今シーズンの最終報となる桜開花予想(第12回)が発表されました。道内の桜は、あと釧路と根室を開花を残すのみとなりました。3月21日に東京からスタートし、4月23日に松前で開花し、北海道に上陸した今年の桜開花前線、ゴール間近です。

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今シーズンの桜開花予想最終報!

昨日9日に道内最北端の稚内で開花し、道内の桜の開花は道東の釧路と根室を残すのみとなりました。釧路の開花(エゾヤマザクラ)は5月14日、根室の開花(チシマザクラ)は5月15日を予想しています。今年の桜前線はあと5日ほどで根室で終着となりそうです。

桜前線の終着地点 根室の桜の様子は?

根室市をはじめとする北海道の東部などではポピュラーなチシマザクラ。背が低いのが特徴で、枝が横へ広がるため、満開になると足元から桜の波が押し寄せてくるようなダイナミックな桜を見ることができます。
標本木の様子を見てみると、生長は順調で、ピンク色の花びらが見えているつぼみもあるようです。
満開は5月21日と予想しています。再来週には圧巻の桜を楽しめそうです。この先の根室市の10日間天気を見てみますと、開花の次の日、16日(火)は晴れ間が出そうです。その後、19日(金)にかけて晴れ間の出る日が続きそうですので、日差しの後押しを受けて、順調に咲き揃いそうです。

根室市の標本木の様子(2017年5月8日) 提供:根室市観光協会
根室市の標本木の様子(2017年5月8日) 提供:根室市観光協会