近畿地方では、30日の大阪と和歌山、31日の京都に続いて、3日になってようやく神戸と奈良でも気象台から桜(ソメイヨシノ)の開花発表がありました。神戸と同じ兵庫県にある姫路城では、これらに先立ち、どうやら2日に開花を迎えた模様。2日の午前中に様子を見てきましたので、ご紹介します。

姫路城三の丸広場(2017年4月2日) 撮影:日本気象協会関西支社 櫻井雪彦
姫路城三の丸広場(2017年4月2日) 撮影:日本気象協会関西支社 櫻井雪彦
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春の陽気に誘われて

2日は朝から青空が広がって日差しに恵まれたこともあり、午前中からたくさんの人が姫路城を訪れていました。春の陽気のもと気温が平年よりも高くなったこともあって、姫路城の桜(ソメイヨシノ)もようやく蕾がほころんで開花に至ったようです。三の丸広場では、まだちらほらと咲き始めたばかりで蕾が目立ちますが、柔らかな日差しに照らされた小さな花たちが、既にたくさんの人の目を楽しませていました。

姫路城三の丸広場(2017年4月2日) 撮影:日本気象協会関西支社 櫻井雪彦
姫路城三の丸広場(2017年4月2日) 撮影:日本気象協会関西支社 櫻井雪彦

見頃はいつに

近畿地方では、今年の桜(ソメイヨシノ)の開花は、これまでに発表のあった各地で昨年よりも1週間程度遅くなっており、姫路城でも、昨年に比べて9日遅い開花となりました。今週は、姫路市では日中の気温が20度以上になる日が続く見込みで、順調に開花が進めば今週末には見頃を迎えることになりそうです。