関東地方は、しばらく冬晴れとこの時期らしい寒さが続く見込みです。ただ、17日(金)は春一番が吹く可能性があり、一気に桜が咲く頃の暖かさになりそうです。

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12日(日) 晴れても北風冷たい

12日(日)も日本付近は冬型の気圧配置が続き、強い寒気が居座る予想です。関東の平野部は、多少雲の広がる時間もありますが、広く晴れる見込みです。群馬県南部では明け方まで雪が降り、平地でも雪の積もる所があるかもしれませんが、朝には止んでくるでしょう。神奈川県では、夕方以降に一時的に雨がパラついたり雪がちらつくかもしれませんが、積もるようなことはない見込みです。また、群馬県や栃木県の山沿いの地域では雲が多く、雪が降ったり止んだりの天気になりそうです。気温は各地で10度前後の予想ですが、北寄りの風がやや強いので、体感温度はもっと低く感じられるでしょう。

13日(月)~16日(木)冬晴れ続く この時期らしい寒さ

13日(月)も冬型の気圧配置が続きますが、14日(火)にかけて次第に緩んでくる見込みです。強い風もおさまって、比較的穏やかな冬晴れとなるでしょう。この時期らしい寒さが続き、16日(木)は平年をやや上回る気温になりそうです。

17日(金) 春一番の可能性

17日(金)は、日本海を低気圧が発達しながら進む予想です。低気圧に向かって暖かい南風が吹き、気温がグンと上がる予想です。東京の最高気温は17度、宇都宮でも15度と、桜が咲く頃の気温になりそうです。
また、低気圧が発達する予想のため、風が強く吹いて、春一番となる可能性があります。
※ちなみに関東地方の春一番の条件は、
・立春から春分の期間
・日本海に低気圧があること(低気圧が発達すればより理想的)
・関東地方に強い南風が吹き、前日より気温上昇
・東京において、最大風速が風速8メートル以上、風向は南より(西南西~東南東)
となっています。
春一番と聞くとウキウキするような明るいイメージかもしれませんが、風は強いです。洗濯物やベランダに置いてあるスリッパ等が飛ばされないようにお気をつけ下さい。ヒラヒラ舞うようなスカートを履くことも、あまりオススメしません…。

18日(土)気温ダウン 春の陽気はどこへ

17日(金)の暖かさは束の間、18日(土)は低気圧の後ろに控えている寒気がやってきて、気温が急降下します。日中の最高気温は17日(金)より一気に8度も低くなる予想です。ここまで気温差が大きくなると体に負担がかかりますので、体調管理に注意をして下さい。