31日(火)の朝は全国的に冷え込みが強まります。比較的気温が高かった月曜の朝より5度から10度くらい低くなる所もあり、気温の差が大きくなるでしょう。さらに冷たい北風が寒さに拍車をかけそうです。
この記事の写真をすべて見る月曜は暖かい朝
30日(月)の朝は、全国的に冷え込みが緩み、この時期としては比較的気温が高くなりました。午前9時までの最低気温は、秋田1度8分、仙台3度3分、東京都心6度8分、大阪7度6分、広島7度など、3月から4月上旬並みで、東北や関東の内陸部など、久しぶりに氷点下の冷え込みから解放された所も多くありました。日本海側や九州では昼間より、朝の方が気温が高かった所も。福岡では夜明け前の午前4時半過ぎに最高気温16度を観測しました。
ただ、30日夜には平地でも「降れば雪」となるような冷たい空気が流れ込んで、本州をすっぽりと覆います。このため気温はグングン下がり、日本海側で雨が降っている所も次第に雪に変わるでしょう。
火曜は一転、寒い朝
31日(火)の朝は、全国的に冷え込みが強まりそうです。朝の最低気温は、30日より5度から10度くらい低くなる所もあるでしょう。東北は再び氷点下の冷え込みとなる所が多く、関東以西の都市部でも3度以下の所が増えそうです。名古屋は30日より5度低い1度、高知は8度低い2度の予想。鹿児島も2度まで下がりそうです。鹿児島は30日の午前6時の気温が18度でしたので、午前6時頃に最低気温を観測すると仮定すると、その差は15度以上。たった一日で春から冬に一気に巻き戻したような気温差となるでしょう。また、午前中を中心に北よりの風が強めに吹くため、体感温度はさらに下がります。いったん暖かさを感じた後だけに、体にこたえる寒さとなりそうです。朝の通勤や通学の際は、ダウンコートなど風を防げるものや、手袋やマフラーを用意するなど、寒さ対策を万全にしてください。