11月7日(月)は立冬。暦通りに、来週は冬が訪れそう。発達する低気圧や強い寒気の影響で、北海道は冬の嵐に。全国的に平年を下回る寒さになるでしょう。このままどんどん寒くなる?最新の資料をもとにこの先1か月の天気をまとめました。

来週はもう冬?全国的に寒い

11月7日(月)は立冬で、暦の上では冬の始まりです。来週は暦通りに冬がやってきそうです。8日(火)から9日(水)にかけて、発達する低気圧や強い寒気の影響で、北海道は冬の嵐に。猛吹雪の恐れもあり、交通機関への影響に注意が必要です。本州にも寒気が南下する予想で、北陸の上空1500メートル付近にまでマイナス6度以下(平地でも降れば雪となるような)の寒気が流れ込むでしょう。関東にも0度くらい(山で降れば雪)の寒気が流れ込んでくる見込みです。東北の日本海側の平地でも雪となりそうですし、北陸でも雪の交じる所があるかもしれません。晴れる太平洋側の地域も冷たい北風が吹くでしょう。関東から九州も最高気温が15度以下の所が多くなり、朝は10度を下回る所が多くなりそうです。
一方、沖縄は来週も気温は高く、この先しばらく気温は高めの予想です。

再来週はいったん季節足踏み

北海道や東北の日本海側、北陸は平年同様に雨や雪の日が多いものの、冬型の気圧配置が続くことはなさそうです。強い寒気が流れ込む日も少なく、平年を下回る寒さの続いていた北海道も極端な寒さはないでしょう。
関東から九州は移動性の高気圧に覆われて、晴れる日が多くなるでしょう。特に東日本(関東・東海・北陸)では気温が平年並みか高い予想で、小春日和の日が多くなりそうです。本格的な冬を前に、日差しの暖かさを実感できそうです。

11月後半から12月はじめ

全国的に11月後半から12月はじめにかけては気温は平年並みの予想となっています。とはいえ、11月下旬は北海道を中心に厳しい寒さの日もあるでしょう。なお、この期間は偏西風の蛇行の予想にまだかなり幅があり、気温の予想の幅も大きいような状況で、見通しが変わる可能性があります。最新の長期予報も参考になさって下さい。