昨日(20日)の午後から今朝(21日)にかけて札幌や旭川など日本海側を中心に今シーズン初の積雪となりました。札幌での初積雪は、平年より19日も早い観測でした。日中になってもまだ歩道などに雪が残っています。上を見上げれば木々の紅葉が楽しめますが、足元の路面状況には注意が必要です。平地の雪は、あすにもなくなる所が多いですが、今後も寒さが続きそうです。

札幌は秋と冬が混在(21日午前9時頃の札幌市中央区)
札幌は秋と冬が混在(21日午前9時頃の札幌市中央区)

雪はやんでも風と波に警戒

道内にかかっていた雪雲はほとんど解消されましたが、風の強い状態が続きます。
天気図を見ても、北海道の東で低気圧が発達し、等圧線の間隔が狭くなっているのが分かります。
道東方面では、今夜はじめ頃まで陸上でも最大瞬間風速35メートルの暴風、あす明け方まで7メートルの高波に警戒が必要です。

21日9時の天気図
21日9時の天気図

土日は風もおさまり晴れ間も

土日は高気圧に緩やかに覆われるため、太平洋側を中心に日差しの出る所が多くなります。
日本海側やオホーツク海側は雲が広がりやすくなりますが、お出かけにはまずまずの天気となりそうです。
ただ、気温は平年より低めで経過し、朝晩は0度くらいまで気温の下がる所が多くなります。
峠越えなど遠出をされる方は、冬タイヤが必要ですし、平地でも朝晩は路面凍結に注意して下さい。

土日のお出かけ注意点
土日のお出かけ注意点