10日、土曜日は九州から東北の広い範囲で晴れるでしょう。昼間は残暑が厳しいですが、朝晩は涼しく、秋らしさを感じられそうです。一日の中での気温の差に注意を。

金曜日 比較的カラッとした空気

9日、金曜日は、九州から東北南部で晴れの天気となりました。きのうまでの湿気の多い空気とは入れ替わっています。最高気温は30度前後の所が多かったですが、空気は比較的カラッとしました。最小湿度は名古屋で1週間ぶりに40%を下回り、仙台も今月に入って最も下がりました。それもそのはず、9日12時の天気図を見ると、本州付近は低気圧や前線のうしろ(西側)にある、比較的乾いた空気に覆われているのです。

10日の最高気温・最低気温の予想(縦軸の単位は℃)
10日の最高気温・最低気温の予想(縦軸の単位は℃)

土曜日も広く晴天 内陸は気温の差が大きい

10日、土曜日も九州から東北まで大体晴れるでしょう。最高気温は30度以上の所が多い予想です。内陸では33度くらいまで上がりそうですが、肌にまとわりつくような蒸し暑さではないでしょう。ただ、気温自体は真夏並みですので、こまめに水分を摂ったり、適度に冷房を使うなど、無理のないようにお過ごしください。暑さで体調が悪くなったら、涼しい場所で休みましょう。最低気温は20度前後で、熱帯夜にはならないでしょう。朝晩は風が涼しく、秋っぽくなってきたと実感できると思います。窓を開けたまま寝て、風邪をひかないよう、お気をつけください。また、昼間は残暑が厳しいですが、朝晩との気温の差が大きくなってくるのも季節が進んでいることを感じさせます。上のグラフを見ると、夏に連日、猛暑日となっていた大分県の日田市は最高気温が32度の予想、最低気温が18度ですので、気温の差は14度です。朝晩は羽織る物があるとよいでしょう。長野県の松本市は気温の差が15度です。