ファレル、ついに国内洋楽チャート最多首位記録を更新
ファレル、ついに国内洋楽チャート最多首位記録を更新

 「ハッピー」は今週でチャート初登場から23週を迎え、アルバム『ガール』の発売からもすでに2か月が過ぎようとするなか、依然としてセールス、エアプレイともに好調をキープするロングヒットを記録。初代チャート王者“KING OF POP”こと マイケル・ジャクソンですら到底敵わないほどのポイント差で2か月わたり首位を死守してきたファレルだが、今週、ついに新チャート王者に僅差のポイントで迫る強力な“刺客”が現れた。

 日本時間6月13日に開幕された【2014 FIFAワールドカップ ブラジル】の公式ソング、ピットブル feat.ジェニファー・ロペス&クラウディア・レイチ「ウィー・アー・ワン(オーレ・オーラ)」だ。チャート上位常連の二大ビッグスターと、ブラジルを代表する美しき歌姫 クラウディア・レイチによる開会式でのパフォーマンスは日本国内のメディアもこぞって取り上げ、以降もW杯関連番組を中心に頻繁に同曲が使用されている。チャート登場6週目となる今週、デジタルセールスでは未だファレルには及ばないものの、エアプレイチャートにおいて先週の17位から2位へと一気にジャンプアップを果たし、2014 NHKサッカーテーマ椎名林檎の「NIPPON」にも迫る勢いを見せた。日本時間6月15日に行われたコートジボワール代表×日本代表の高視聴率からも分かるように、抜群の注目度を誇るW杯。開催期間中は関連ナンバーがチャートを賑わすことになるだろう。

 今週、TOP10圏内に2曲を送り込んだのは、6月12日に東京ドームシティーホールにて一夜限りのプレミアムライブを行ったコールドプレイ。ニューアルバムからのシングルである3位の「ア・スカイ・フル・オブ・スターズ」のほか、2008年リリースのヒット曲「美しき生命」が、ファレルにも劣らないTwitterポイントを獲得して7位にチャートインを果たしている。