フォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツが、6月下旬に自身のレコード・レーベル、ディケイダンス・レコードをDCD2として再始動させることを発表した。
DCD2の最初のリリースは、メンフィス生まれでブルックリンを拠点とするシンガー、LOLOとのこと。昨年、パニック・アット・ザ・ディスコのシングル「ミス・ジャクソン」でフィーチャーされた彼女の1stシングル「ヒット&ラン」のミュージック・ビデオ(LOLO - Hit and Run [OFFICIAL VIDEO])が、6月12日に公開された。
これに続くのは、最新ヒット曲「ハーレム」がモダン・ロック・ラジオで2か月間トップ5をマークする成功をおさめたニュー・ポリティクスだ。続く「トゥナイト・ユーアー・パーフェクト」もトップ15にチャートインしており、両曲はディズニー映画『アナと雪の女王』の予告編映像から、米深夜トーク・バラエティ番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』やマイクロソフトのコマーシャルまで、広い範囲で注目される機会を得ている。
LOLOとニュー・ポリティクスは、今夏のフォール・アウト・ボーイのツアー【モニュメンツアー】に参加するとのことだ。
ウェンツは、新たな才能を感じさせるレコードを所有してきた。ディケイダンス・レコードで最初に契約したパニック・アット・ザ・ディスコは、デビュー・アルバムでプラチナムを獲得し、デビュー・シングルはダブル・プラチナムとなった。以来、ジム・クラス・ヒーローズやトラヴィー・マッコイ、ヤング・マネー卒業生のタイガ、オーディション番組『ザ・ヴォイス』の優勝者、キャサディー・ポープなどの素晴らしいアーティストを得ている。また、ウェンツ自身のバンドであるフォール・アウト・ボーイは昨年、マルチ・プラチナムとなったシングル「僕の歌は知っている/My Songs Know What You Did In the Dark (Light Em Up)」や、ゴールド・ディスクとなった復活アルバム『セイヴ・ロックンロール』をリリースしている。