3月に亡くなった米“グロテスク”メタル・バンドのシンガー、死因明らかに
3月に亡くなった米“グロテスク”メタル・バンドのシンガー、死因明らかに

 米ヘヴィ・メタル・バンド、Gwar(グワァー)のフロントマン、デイヴ・ブロッキーの死は、ヘロインの過剰摂取による偶発的なものだったと米バージニア州検死局が発表した。

 オーデラス・ウランガスというステージ・ネームで活躍していたブロッキーは、今年3月23日にリッチモンドの自宅で遺体となって発見された。50歳だった。

 検死局のArkuie Williamsが6月3日に発表した内容によると、ブロッキーの死因は急性ヘロイン中毒だったという。

 グラミー賞ノミネート歴のあるGwarは、1984年に結成されてから、そのコミカルでグロテスクな衣装をはじめ、ふざけたステージや下品な歌詞で知られている。

 2013年には最新アルバムをリリースしており、最近ではオーストラリアや日本をツアーしていた。

 ブロッキーはバンドに在籍し続けていたものの、メンバーの入れ替わりが激しかったGwar。2011年には、リード・ギタリストのコリー・スムート(34)がバンドのツアー・バスの中で亡くなっているのが発見された。