25日(月)は梅雨明けした西日本や東海、北陸で大気の状態が不安定。局地的に雷を伴い、激しく降ることも。関東も山沿い中心に雨や雷雨。夏休み、海や山のレジャーは注意!

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25日 西・東日本 局地的な激しい雨に注意!

25日(月)は低気圧が日本海に進み、南から湿った空気が本州付近に流れ込みます。九州や中国・四国は所々で雨や雷雨。局地的に激しく降ることもありそうです。近畿や東海、北陸は昼前後から雨。関東甲信も、山沿いを中心に局地的に雨雲が発達する見込みです。梅雨明けした九州から東海、北陸は、広く大気の状態が不安定になりそうです。子供たちは夏休みということで、海や山のレジャーを計画されている方もいると思いますが、 25日は大気の状態が非常に不安定になるため要注意です!「山の雷、川の増水」といわれるように、山で雷雨になると、川の下流は雨が降っていなくれも急に増水することがあるため注意が必要です。
東北や北海道は日本海側は晴れますが、太平洋側は雲が多くすっきりしない天気となりそうです。

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26日~27日 激しい雨の範囲 西から東へ

26日(火)~27日(水)は、北陸や東海、関東で、局地的に激しい雨が予想されています。26日日付が替わる頃からは北陸周辺で激しい雨。激しい雨の範囲は南東に進み、26日後半から27日にかけては東海や関東でも局地的に激しい雨に注意が必要です。

関東甲信地方 梅雨明けの見通し?

関東甲信地方の梅雨明けの平年は7月21日ごろ。すでに梅雨明けの平年日を過ぎていますが、27日までの雨のあと、夏の高気圧が少し強まる気配があるため、ここがひとつのタイミングかもしれません。関東甲信地方の過去の梅雨明けをみてみますと、1951年の統計開始以来、梅雨明けが特定できなかったのは1993年の1回だけ。この特定できなかった1993年を除き、一番遅かったのは1982年の8月4日です。今月中に梅雨明けしないと、過去65年の統計の内4回しかない、珍しい事例となりそうです。