5月最終日は北日本で局地的に激しい雨や雷雨と、荒れた天気になりました。その原因でもあるのが上空の強い寒気ですが、1日の気温にも影響しそうです。夜になると標高の高い所はグッと冷えてきますし、平野でも15度を下回る所があり涼しいでしょう。昼間は半袖でも夜はもう一枚欲しくなりそうです。
この記事の写真をすべて見る寒気の影響 あすから気温にも
5月最終日は北日本で局地的に激しい雨が降ったり、
札幌でも雷雨となるなど、荒れた天気になりました。
その原因でもあるのが上空の強い寒気ですが、
6月1日は夜になると標高の高い所はグッと冷えてきますし、
平野でも15度を下回る所があり、涼しいでしょう。
6月1日は「衣替え」。
あすから半袖と決められている学校も多いかもしれませんが、
夕方から徐々に気温が下がってきますのでご注意を。
北日本は昼間の気温も低くなり最高気温は15度から20度ぐらいで、日中も長袖でないと寒く感じられそうです。
また、特に低温が予想される北海道の標高の高い場所では
2日朝にかけて、ぐっと冷え込んで氷点下の冬日になる所が出てくるかもしれません。
北日本の方は、夜は厚手の上着や首にまくストール、マフラーなどがあるといいでしょう。
また、関東から西では夏日が予想されていて、昼間は半袖一枚でも過ごせるくらいの暑さですが、
翌日の朝は15度前後となり、やはり夕方頃から気温が下がります。
夜は西日本も含めて多くの所で、半袖にもう一枚重ねる物が欲しくなりそうです。
暦の「衣替え」と裏腹に、夜は各地でヒンヤリしますので、ご注意ください。
激しい雨はどのエリアで?
このあと更に非常に強い寒気が流れ込む影響で、
北海道は1日夕方にかけては広く雨で、雷を伴って激しい雨が降る恐れがあります。
特に、ピークとなるのは31日夜遅くにかけてとなります。
1時間雨量は日本海側北部の多い所で50ミリと予想されていて、
非常に激しい雨が降る所もあるでしょう。
31日は竜巻注意情報が続々と発表されていましたが、引き続き、
1日夕方にかけては、竜巻や落雷、ひょうなど積乱雲が発生しやすい状況となります。
引き続き、空の変化などに気をつけて、いつもと違う様子を感じたら、
早めに頑丈な建物へ移動するようにしてください。
東北は、1日昼前にかけて、あちらこちらで、積乱雲が発達する恐れがあります。
また、関東甲信地方の山沿いでも31日夜遅くにかけて、
大気の状態が不安定で、急に雨雲が発達し、強い雨が降り出す恐れがあります。
落雷や突風などの影響も考えられますので、ご注意ください。
東海から西の地域は広く晴れの天気が続く見込みです。
九州南部は午後から雨が降りやすいでしょう。