向こう1か月も暖かさが続くでしょう。ただ、曇りや雨の日が多くなりそうです。特に、先月から雨の多い状態が続いている沖縄は、この先もスッキリしない天気が続く見込みです。

気温の傾向

向こう1か月は、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなる見込みです。
全国的に暖かい空気に覆われ、気温は平年より高くなるでしょう。
特に、4月19~20日頃からの1週間は、東海、近畿、中国、四国、九州、沖縄・奄美で
気温が平年よりかなり高くなるとして、「高温に関する異常天候早期警戒情報」が発表されています。

天気の傾向

日本付近は、低気圧や前線の影響を受けやすくなる見込みです。
特に、東日本太平洋側と西日本、沖縄・奄美では、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多く、
向こう1か月の降水量が多くなるでしょう。
また、東日本太平洋側と西日本は、向こう1か月の日照時間が少なくなる予想です。
日差しが少なく、スッキリしない天気の日が多くなりそうです。

沖縄は長雨が続く

沖縄では、3月上旬頃から曇りや雨の日が多く、降水量の多い状態が続いています。
那覇や名護、久米島、宮古島の降水量は、平年と比べて約2倍となっています。(下の図)
これらの地域では、今後2週間程度も降水量の多い状態が続くとして
「長雨に関する地方気象情報」が発表されています。
なお、沖縄の梅雨入りは、平年だと毎年5月9日頃で、まだ3週間以上先のこと。
ただ、過去には4月20日頃に梅雨入りしたこともありますので、今後の情報に注意が必要です。

※北日本=北海道、東北 東日本=関東甲信、東海、北陸 西日本=近畿、中国、四国、九州(奄美を除く)