ファレル・ウィリアムスの「ハッピー」がチャートイン9週目にしてついに自身初となるBillboard JAPAN国内洋楽チャートNo.1の座に輝いた。
ここ1年の間でフィーチャリング・アーティストとしてロビン・シック「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」(作曲/プロデュースも担当)、ダフト・パンク「ゲット・ラッキー」と超特大ヒット2曲を音楽シーンに送りこんできたファレル・ウィリアムス。4部門を受賞した先日のグラミー賞授賞式でも、ダフト・パンクらとの豪華パフォーマンスはもちろん、当日身に着けていた帽子までもが大きな話題になるなど、現在の音楽シーンの中心人物として再びその存在感を大きく示す中、8年ぶりにソロアルバム『ガール(G I R L)』を発表。アルバムからの先行シングルである「ハッピー」はアニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の主題歌として第86回アカデミー賞にもノミネートされ、惜しくもオスカー像は逃したものの、授賞式でパフォーマンスを披露するなど世界的大ヒットを記録している。アルバム『ガール(G I R L)』も、全米では3月3日にリリースされ、すでにNo.1を獲得しているが、国内盤は4月30日発売予定となっており、ここ日本においてはアルバムリリースまでのロングヒットも予想される。
残念ながらファレルに首位の座を奪われてしまったワン・ダイレクションに続き、3位に初登場を果たしたのは第86回アカデミー賞にて長編アニメ映画賞を受賞したディズニー映画『アナと雪の女王』のサウンドトラックよりイディナ・メンゼル「レット・イット・ゴー」。同曲はファレルの「ハッピー」を抑えてアカデミー賞歌曲賞に輝き、ブロードウェイ女優であるイディナが授賞式にてTV初パフォーマンスしたことでも大きな注目を集めた。まるでミュージカルを観ているかのような壮大なスケールの同映画は3月14日より日本公開、これにあわせてサウンドトラックも3月12日に発売となり映画とあわせて大ヒットを記録することは間違いないだろう。
続く4位も初登場、2007年にシカゴで結成された美人姉妹+1DJの超ヤンチャなパーティー・バンド クルーウェラの「リヴ・フォー・ザ・ナイト」。同曲収録のデビューアルバム『ゲット・ウェット』(3月19日発売)のリリースを前に、3月24日に東京・渋谷WOMBで行われる初来日公演のチケットはソールドアウトという人気ぶり、すでに8月に行われる【SONIC MANIA 2014】への出演も発表されている。米ビルボード誌も「間違いなくブレイクする」と太鼓判を押す、2014年最重要バンドの今後の動向にも注目したい。