ケイティ・ペリー「ダーク・ホース」が2月の全米No.1の座を独占、4週連続首位
ケイティ・ペリー「ダーク・ホース」が2月の全米No.1の座を独占、4週連続首位

 ケイティ・ペリーの「ダーク・ホース」が4週連続首位を獲得し、2月の全米No.1独占を果たした3月1日HOT100チャート。

 4週目の首位にして、なおポイントが伸び続けているケイティ・ペリーの「ダーク・ホース」。デジタル・セールス、エアプレイに加え、4900万回を超えたYouTube公式ストリーミング回数と、昨年、9月に初登場を果たした際にはみせなかった、快進撃を5か月後に繰り広げている。また、これまではオーディオのみの公開だったが、2月20日に完成されたプロモーション・ビデオが公開されることで、次週以降はこちらのストリーミング回数に加えて、ビデオのセールスも加わることから、首位のキープは堅いとみられる。

 しかしTOP3は混戦が繰り広げられていて、先週2位まで浮上したファレルの「ハッピー」は、日本時間3月3日に開催されるアカデミー賞授賞式で歌曲賞にノミネートされていることからも、エアプレイの上昇など、首位交代も可能性は高く、3位に停滞中のジェイソン・デルーロ「トーク・ダーティー」は、公式サイトのストリーミング回数が、1億2000万回を突破していることから、こちらも首位略奪の威力をみせている。

 TOP3以下、大きな変動はないものの、バレンタイン効果からか、ビヨンセ&ジェイ・Zの「ドランク・イン・ラブ」が再び5位までアップ、冬の終わりを告げるかのように、パッセンジャーのウィンター・ソング「レット・ハー・ゴー」が10位まで、ダウンした。

 TOP10以下、注目が集まるのは、11位のジョン・レジェンド。「オール・オブ・ミー」は、ソロでのオリジナル・アルバムでは4作目となる、『ラブ・イン・ザ・フューチャー』からの3rdシングルで、昨年の10月に初登場を果たしてから、登場19週目で11位まで到達、順調にポイントを伸ばせば、次週20週目でのTOP10入りを果たしそうだ。
アルバムでは常に上位にランクインし、「オーディナリー・ピープル」等のヒット曲をもつ印象からも、TOP10入りは常連かと思いきや、シングルでのTOP10入りはキャリア史上なく、「オーディナリー・ピープル」の24位が最高位だったため、この「オール・オブ・ミー」でTOP10入りの記録を更新することが期待される。

 88位にはプロモーション・ビデオでトップレス姿を披露したマライア・キャリーの新曲「ユー・アー・マイン(エターナル)」が初登場。5月リリースとなる、5年ぶりのアルバムからの先行シングルで、ジャケット写真がバレンタイン仕様になっていることも話題となっている。