台風12号は土曜日には沖縄本島へ接近の恐れ。その後、進路を北よりへ変える予想です。最新の資料をもとに日本への影響をまとまめました。
この記事の写真をすべて見る台風の進路 昨日の予想より西よりに
台風12号は現在、日本の南を西よりに進んでいます。
その後の進路は、昨日までより、西よりに進む予想に変わってきました。
台風12号は金曜日には大東島地方へかなり接近、土曜日には沖縄本島地方に接近する恐れがあります。
その後、予報円の中心を進むと、日曜日には九州の西の海上を進み、月曜日以降は日本海を進む予想です。
まだ、予報円は大きいですが、これまでに比べると予想の幅も小さくなってきています。
各地への影響
【沖縄・奄美】
金曜日~土曜日にかけて荒れた天気となるでしょう。
大東島地方は金曜日の昼前には暴風となる見込みです。
本島地方でも金曜日の夜から風が強まり、土曜日には暴風が吹き荒れる恐れがあります。
台風の接近に伴って、台風本体の活発な雨雲がかかり、雨脚の強まることもあるでしょう。
海上は大東島地方では金曜日は猛烈なしけに、本島地方も土曜日には大しけとなる可能性があります。
奄美地方では金曜日の夜には風速15メートル以上の強風域に入り、土曜日にはさらに風が強まる恐れがあります。
早めの台風対策を心がけて下さい。
【西日本】
土曜日は九州南部でも風が強まり、日曜日~月曜日にかけては九州北部や中国地方などでも風の強まる可能性があります。
また、台風周辺の湿った空気が流れ込み、局地的に雨脚の強まることもあるでしょう。
海上はうねりを伴い高くなりますのでご注意下さい。
進路によっては、さらに広い範囲で荒れた天気となる恐れもありますので、今後も最新の台風情報に注意が必要です。
【東日本】
関東や東海は今の時点では、台風の直接的な影響を受ける可能性は低くなってきました。
ただ、台風が運ぶ熱帯育ちの暖かく湿った空気の影響で、再び、うだるような暑さとなるでしょう。
土曜日以降は所々で猛暑日となる予想で、東京も土曜日から月曜日にかけて連日、最高気温は35度の予想です。
湿気も多いため、いっそう不快感が増しそうです。
熱中症にご注意下さい。
なお、台風の進路予想にはまだ幅があります。
今後も最新の台風情報、気象情報にご注意下さい。