仙台管区気象台は、26日午前11時に「東北南部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

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平年(6月12日ごろ)より14日遅く、
昨年(6月5日ごろ)より21日遅い梅雨入りです。
東北南部は、低気圧や湿った気流の影響で曇っている所が多くなっており、夜には雨が降る見込みです。
向こう一週間も、前線や寒気の影響で曇りや雨の日が多いでしょう。
※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けは、平均に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。

48年ぶりの遅い梅雨入り

1967年と並び、1951年以降で最も遅い梅雨入りです。
※1967年の梅雨
雨が激しく降ったり、晴れたりを繰り返す、陽性の梅雨でした。全国的に梅雨入りは10日遅れ、梅雨明けは平年並みでした。台風7号と梅雨前線により「昭和42年7月豪雨」があった年です。
1967年の東北地方南部の梅雨の期間は19日で、2011年に次ぐ短さですが、降水量は平年の92%でした。