新年一般参賀での雅子さまと愛子さまは腕の角度まで同じ!
新年一般参賀での雅子さまと愛子さまは腕の角度まで同じ!

「この1年の愛子さまのお出ましで印象的だったのは、今年の新年一般参賀です。雅子さまと並んでお立ちになり、その所作が実にそっくりでした。雅子さまは愛子さまにとって、皇族としての先輩でいらっしゃるので、『扇はこうして持つのよ』とか『お手振りはこうするのよ』などとお教えになったことが伝わってきました。お手振りも、扇の持ち方も、所作のひとつひとつが完全に一致していたので、事前にお2人で練習をされたのでしょう。なんといっても愛子さまは天皇、皇后両陛下とともに、国民の目に触れるお立場です。佇まい自体を美しくきちんと表現していこうと考えておられるのだと思います。初めての一般参賀で所作のひとつひとつに、愛子さまの真面目さがにじみ出ていらっしゃいました」(つげさん)

 この1年で高まる愛子さまの存在感は、まさにそこにあるのではないかとつげさんは分析する。

「両陛下のお役に立ちたいという気持ちが強く育ってこられたのではないかと拝察します。体調を崩された雅子さまを常に思いやる天皇陛下と、皇后として国民のためにできるだけ寄り添おうと努力を重ねてこられた雅子さまのご苦労を、愛子さまはずっと目にされてきました。『無私の献身』というひと言では表せない両陛下の誠実な姿勢は、愛子さまに大きな影響を与えられたのだと思います。成年皇族の仲間入りを果たされた愛子さまは、両陛下のお役に立ちたいという気持ちが、自然に芽生えていかれたのではないでしょうか」(つげさん)

 4月から愛子さまは学習院大学の4年生として、これまでのオンライン授業をへてキャンパスライフが本格的に始まる。その存在感にますます磨きがかかることだろう。

(AERA dot.編集部・太田裕子)

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