あの上司、異動してくれたらいいのに……とか、ストレス発散のためだけに吐き出しています。そういう親の期待に応えられなかった大人の不良たちが集まる場所に行ってみると、一皮むけるかもしれません。
新橋の飲み屋はハードルが高いなら、京都とかのおしゃれな飲み屋さんに行くのもおすすめしたいです。
東京だと、飲み屋での知らない人との会話が、どこか社交辞令っぽかったりしますが、関西だと「しんどいわぁ」「かなわんなぁ」でなぜか成立してしまう。
その適当さはけっこう心地よくて、僕自身、たまに東京から避難して関西に行きたくなります。なんというか、お互い「毒抜き役」を引き受けあっている、みたいな感じなんですね。
チャットやツイッターで誰かと話すという手もありますが、これは向いている人と向いていない人がいます。ツイッターは特に“言いっ放し”の世界。あなたの場合は、生の反応が返ってくる世界を望んでいるように思います。
※AERA 2019年7月8日号