活躍の目覚ましい秋篠宮ご一家。注目度が高いだけに、ご一家の一挙手一投足に視線が注がれる。佳子さまの「お引っ越し問題」もその一つだ。宮内庁サイドは、引っ越しのめどについて今年度中としているが、はたして――。
【写真】まさか1人だけドレスコードが伝わっていない?女性皇族がずらりと並んだ一枚
* * *
赤坂御用地にある秋篠宮本邸は、2022年9月30日に改修工事を終えた。プライベートな生活の場である私室部分の荷物も徐々に運び出され、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまの生活や公務での活動も、新居に移っているという。
ご一家の引っ越し状況について宮内庁に問い合わせても、
「改修後の御本邸並びに御仮寓所(ごかぐうしょ)の私室部分の具体的な使われ方については、私的な事柄であることから、お答えは控えます」
との返答のみだ。
御仮寓所とは、秋篠宮本邸の改修工事の間に暮らしていた仮の住まい。19年2月から秋篠宮ご一家が使われていた。
しかし、依然として佳子さまの引っ越しは終わっていないと見られている。
この改修工事自体、秋篠宮さまは、国民への負担を思い、長年断り続けた末の工事だった。築50年となる旧秩父宮邸を利用した秋篠宮邸(00年に増築)は老朽化が進んでいた。眞子さんと佳子さま、悠仁さまも成長し、住居部分も手狭になった。見かねた宮内庁が増築を伴う改修を打診しても秋篠宮さまは、
「やめておきましょう」
と断り続けてきたのだ。
しかし、ここにきて佳子さまの「引っ越し問題」が注目を集めてしまった。
騒ぎが大きくなった背景には、宮内庁側の説明に一貫性がないこと。そして、秋篠宮家から、きちんとした説明がないことだ。
秋篠宮邸が改修工事に入ると宮内庁が発表したのは、19年2月のこと。その際は、本邸の改修工事が終わった後に、仮住まいの御仮寓所が私室部分にも使用されるとは、ひと言も触れていない。各紙の報道にも、
「ご一家が宮邸に戻った後は、事務所と収蔵庫として使用される」
と、しっかりと記載されている。
宮内庁サイドが御仮寓所を「私室としても使う」と漏らしたのは、改修工事を終えた22年秋の報道陣への公開時だった。「御仮寓所を分室とし、私室も残る」と説明したのだ。