東京証券取引所が、4区分ある一般投資家向け株式市場の再編を検討している。最上位である東証1部の基準の引き上げや、新興企業向け市場であるジャスダックとマザーズの併存解消などが柱だ。議論の行方次第では、一流企業の証しとされてきた「東証1部上場」の金看板を1千超の企業が失う可能性がある。性急な再編は、株価暴落の引き金にもなりかねない。

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