俳優の常盤貴子(50)が久しぶりの連ドラ出演で話題になっている。4月スタートの芳根京子主演ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(日本テレビ系)に出演する。地上波の連続ドラマは約4年ぶりとなる。同作は飲料メーカーで働く主人公が、知的財産をめぐる問題に奮闘する姿を描いたストーリーだが、常盤は開発部の部長という役どころを演じる。
1990年代半ば~2000年代前半にかけて、「愛していると言ってくれ」(TBS系)や「Beautiful Life」(同)、「カバチタレ!」(フジテレビ系)など、数々の高視聴率ドラマで主演を務め、“連ドラの女王”といわれた常盤。今回は久々の連ドラ出演となるが、SNS上では「常盤貴子さん出るのか!」「いつまでたってもかわいい、きれい」などの声も目立っており、まだまだ人気は衰えていないようだ。
「00年放送の『Beautiful Life』では、車いすの図書館司書役で、木村拓哉さん演じる美容師と切ないラブストーリーを演じ、最高視聴率41.3%を記録しました。すでに実績も実力も十分にありますが、今でも俳優業に向かう姿勢はプロフェッショナルそのものです。昨年のインタビューでは『映画は監督のもので俳優はコマに徹する』とキッパリ。『俳優のプライドは?』と思った時期もあったが、監督からの想定外の演出や、現場に予期せぬ事態が起こったときにどう対応できるかが、腕の見せどころだと考えているそうです。また、おととし放送されたトーク番組では、夫である演出家・俳優の長塚圭史さんが演出する舞台への出演について言及。稽古場では演出家に従い、演出家がやろうとしていることを実現するのが俳優の役目なので、『自分にとっては、そのときは夫ではない』と語っています。信念を持って演技に徹する常盤さんが好きという人も多いと思います」(テレビ情報誌の編集者)
一方で、常盤はユニークな趣味を持っていることでも知られており、ストイックな姿とのギャップも魅力のひとつだろう。