──お二人にとってこの番組はどんな存在ですか?
大倉:自分の言葉で何かを発信する場所はここしかない。真面目なことを話す番組じゃないですけど、どうでもいいことを話せるのってすごく大事です。素に近い自分でできている仕事かもしれない。
高橋:僕は普段はソロで活動しているので、誰かと共同作業をするのがすごく新鮮。2人で話す時のバランスとか勉強になりますね。
──今後の目標は何ですか?
高橋:リスナーからのメールはすごく大きいし、支えられていますね。ラジオって、リアルタイムでつながれる大事なツールだと思う。リスナーとのコミュニケーションを大事に、でも頼りすぎず、成長していきたいです。
大倉:僕らの番組は、時事ネタについて語るのも違うし、お笑いのプロでもない。僕らにしかできないことをしたいなと思いますね。こんなあほな人たちが1時間半、番組をやれているなら、世の中平和だと思ってくれれば一番いい。これが発信できなくなったら、いよいよってことやから。
高橋:平和の象徴だね(笑)。放送が続く限り、この国も捨てたもんじゃないってことで。
(編集部・市岡ひかり)
※AERA 2017年10月30日号より抜粋