東京五輪では表彰台へ…(※イメージ)
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 ファーストプレーでのトライが、快進撃を生んだ。リオ五輪で新種目に採用された7人制ラグビー。初戦で優勝候補のニュージーランドに挑んだ日本男子は前半3分、後藤輝也(24)のトライで先制した。長い時間をかけて準備し、研究してきたことは間違っていなかった。主将の桑水流(くわずる)裕策(30)は言う。

「これでみんなの表情が変わった」

 一時逆転されたものの、後半5分に副島亀里ララボウラティアナラ(33)が同点のトライを奪い、キックも決まって14-12で勝利した。昨年、ラグビー人気に火をつけた15人制ワールドカップの日本-南アフリカ戦を思い起こさせるような番狂わせだった。

 7人制ラグビーは、15人制と同じ広さのグラウンドで、7分ハーフの計14分という短い試合時間(決勝、3位決定戦は10分ハーフ)で勝負するため、番狂わせが起こりやすい。ニュージーランド戦で波に乗った日本は、1次リーグ2勝1敗で準々決勝に進出。フランスにも勝利し、4強入りを果たした。

 準決勝、3位決定戦と連敗し、表彰台には届かなかったが、監督の瀬川智広(45)は言う。

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