だが、青葉容疑者は重度のヤケドを負ったことで今も逮捕されず、京都市内の病院で入院中だ。

「年内にも逮捕と考えていたが、治療の関係から年明けにずれ込みそうだ。青葉容疑者は放火などの事実関係は認めながらも『作品をぱくった京アニが悪いから火をつけた』などと言っている。京アニの特定の関係者の名前をあげて、非難することもある」(捜査関係者)

 反省の態度は見られない様子だという。避難して助かった京アニの社員の一人はこう話す。

「このシミレーションのように、とんでもない熱気で息もできないほどでした。いかに青葉容疑者の犯行がひどいか立証されたようなもんです。亡くなったご遺族の方と話をする機会がありましたが、年の瀬を迎え泣き崩れていました。今も火傷で苦しんでいる同僚がいます。しかし、青葉容疑者は逮捕もされず、病院のベッドで寝っ転がっていると思うと、こんな理不尽なことはありません」

(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事 

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