「とうもろこし、黒ごま、山芋、人蔘、栗、うなぎ、フグ、カツオ、牡蠣、イカ、牛肉、豚肉、鶏卵、豆腐」
こういったものがそれに当たります。なんと私の好物ばかりです。
「気」の側面からは、体内の気の流れを整えて、自然治癒力を高めるということになります。
それには気功がいいのです。「功法に優劣なし」といわれ、どの気功でも、自分が気に入ったものをやればいいのですが、疲れをとるということでは、原穴を刺激する八段錦がおすすめです。
簡単な気の整え方を3つ紹介しましょう。
(1)体力を消耗したとき
深呼吸を10回おこなう。吸気は短く呼気は長く。
(2)頭痛がするとき
背筋を伸ばして座り、頭部を後ろに反らせること8~10秒。そのあと胸の前に前傾すること10~15秒。これを4~8回。
(3)両眼が腫れたとき
両眼を上に向けること5秒。そのあと鼻柱を目視する。これを3~5回。
「心」「食」「気」の3方面からの対応を考えて、いち早く疲れから解放されましょう。
※週刊朝日 2019年9月6日号