桜田義孝大臣 (c)朝日新聞社
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桜田大臣の豪邸を指す矢印付きの看板(撮影/大塚淳史)
桜田大臣の豪邸を指す矢印付きの看板(撮影/大塚淳史)

 国会での「パソコンは使わない」発言で世界中から注目を浴びた桜田義孝・サイバーセキュリティ担当、五輪担当相の“笑撃”が止まらない。

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 内閣委員会(11月21日)では、桜田大臣は終始、顔を真っ赤にしながら、必死の答弁を見せた。

 野党は「USBが何であるかもわからない」「USBは穴に入れるらしいですけれども、わからないので、官僚に聞いてください」といった前回の桜田大臣の答弁に言及。

 この発言は米ニューヨークタイムズ紙や、英ガーディアン紙をはじめとした世界中のメディアで報道され、失笑を買った。

「セキュリティー担当大臣として、ふさわしくないという疑義が世界中から提起されている」、「担当大臣としてふさわしくないのでは」と野党から追及されると、桜田大臣はまさかの切り返し答弁をした。

「そんなにわたし、世界にわたしの名前が知られたかなと思って…。いいか悪いかは別として、有名になったのではないかな」

 会場からは「いいわけないだろ!」と一斉に野次が飛んだ。

 続けて野党が「USBが何であるかもわからないとおっしゃっているのに、それがセキュリティリスクであるかどうか、どう御判断できるのでしょうか」と追及すると、桜田大臣は、「事務所では使っていない」「私自身が仕事をしているのではなく、私を中心としたオールスタッフがいる」と苦しい答弁を続ける。

「他省庁と連絡を取るときにUSBポートもわからないと言ったら、コミュニケーションが成り立たないじゃないですか」との質問に対しては、自民党議員から「先生は前回から勉強したんだよ!」と助け舟のような野次が飛ぶ始末だった。

 22日の同委員会でもパソコンを使わないことを野党から指摘されると、「スマホは極めて便利なので一日何回も使っている」とスマホを取り出して自慢してみせた。

 すると国会内で「おぉ!」と声が上がるほどだった。

 さすがの迷発言の連発に桜田大臣のお膝元、千葉県柏市の住民たちは呆れるばかり。

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