浜田ブリトニー(本人提供)
浜田ブリトニー(本人提供)
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取材に応じる浜田ブリトニー(撮影/上田耕司)
取材に応じる浜田ブリトニー(撮影/上田耕司)

「おなかがめっちゃ動いてます。今、ピクピクしてます。ほら」

【写真】取材に応じる浜田ブリトニー

 と言いながら、突き出たおなかをこちらに見せた。漫画家の浜田ブリトニーさん(38)が、妊娠8カ月で4月に出産予定だと明かした。

 実は、記者は昨年11月中旬、ブリトニーさんが東京・西新宿で経営する飲食店で開かれたワインパーティーに誘われ、出席した。彼女は働きながらワインも飲んでいたし、なによりおなかは目立っていなかった。

「いつもダボッとした服装をして目立たないようにしていました。時期が来たらお知らせしようと思っていました」

 お相手が一般男性で、その時にはすでに別れていた事情もあったようだ。

「手術前から付き合っていて、同居していましたが、昨年の秋に別れました。普通に会ったりはしますけど、もう一緒に住んでいませんし、恋愛関係ではありません」

 ブリトニーさんは昨年6月、「子宮頸部高度異形成」と診断され、都内の病院で円錐切除の手術を受けた。すると、退院してまもなく妊娠したことになる。迷いはなかったのだろうか。

「いや、そんなことないです。昨年6月に手術が成功し、7月には病院で出産できる、と許可が出ました。子宮の病気をし、手術をした後はもう出産できないかもしれないと思っていたので、絶対産みたいという気持ちが強くなった。それで避妊しないで……という感じで。妊娠したのは7月末ごろです」

 相手とはその後も円満な関係で、おなかを見せたりしているという。

結婚しようという話はあったんですが……。今のところは1人で、未婚で育てていこうと思っています」

 ブリトニーさんは2000年代、東京・渋谷センター街に集まる女性たちを描いた「パギャル」や、デリバリーヘルスの女性たちが働く事務所を舞台にした漫画「センター街のマリーへ」などで一躍人気となった。出産後、シングルマザーの漫画を描くプランを立てている。

「シングルマザーはつらいと思うんですけど、私は自由な道を選んでしまうタイプなので。そういった方に勇気とか希望を与えられるような存在であればいいなと思っています」

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日オンライン限定

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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