週刊朝日12月1日号 表紙のブルゾンちえみさん(撮影/馬場道浩)
週刊朝日12月1日号 表紙のブルゾンちえみさん(撮影/馬場道浩)
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 今年のブレークタレントとして真っ先に名前が挙がるのが、「ブルゾンちえみ with B」だ。ピン芸人のブルゾンちえみさんが、事務所の後輩コンビ・ブリリアンとタッグを組み、今年元日放送の「ぐるナイ!おもしろ荘」でネタを披露して優勝。その後はあらゆる番組に引っ張りだこ。ブレーク秘話から3人の関係性まで、聞いてみた。

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──2017年は大ブレークの年でしたね。

ブルゾン:元日からガラッと変わったので、まだ現実に自分に起きたことという実感がなくて、動画を見ているような感覚なんですよ。私のネタって、好き嫌いがハッキリ分かれると思っていたので、こんなにたくさんの方に真似していただけるとは思っていませんでした。それ以前は、お笑い番組のオーディションに受からない日々が続いていて、私を信じてついて来てくれたブリリアンに対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいだったんです。だから「おもしろ荘」のオーディションに受かったときは、3人でメチャメチャ喜びました。

──ブリリアンのお二人にとって、ブルゾンさんはどんな先輩ですか?

コージ:僕はワタナベコメディスクールを卒業しまして、そのタイミングでブルゾンさんと一緒にやらせていただけることになったのですが、そこから1月1日の「おもしろ荘」まで行かせていただいたので、僕もずっとテレビ見ているような感覚なんですけど……。

ブルゾン:どんな先輩かって質問ですよ。

コージ:えーと、僕のブルゾンさんに対するマインドは、(ブルゾンさん演じる女性にかしずく役どころの)ネタと変わらないですね。普段もあんな気持ちでいます。

ダイキ:ブルゾンさんは、真面目で謙虚だと思います。僕たちには厳しいこともありますが、愛情あってのことですから。僕たちのほうが年上ですが、まだまだこの業界で当たり前のことができていない。

ブルゾン:いいよ、いい感じよ(笑)。

──最近はバラエティー番組でブルゾンさんが、ブリリアンの「ポンコツぶり」をネタにすることもありますが。

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