ブルゾン:そうなんですけど、実際、本当にいい子なんですよ。私はそもそも気分屋なところがあり、人とコンビを組むことができないタイプなんです。その上、ネタっていつできるかわからないから、今夜書けたら明日の午後から練習できるけど、できないかもしれない。「これから練習できる?」「ここ、変更になったんだけど」とか、そんな感じでも文句ひとつ言わず、嫌な顔を見せることもなく、全部合わせてついて来てくれました。ありがたいと思っています。その分、プレッシャーも大きかったですね。なんとかオーディションに合格して、二人の思いに応えなくちゃという。
ダイキ:僕はブルゾンさんと関われるだけでもありがたいと思っていたので、オーディションに受からなくても「次があるでしょ」という気持ちでした。
コージ:僕もブルゾンさんと一緒にいることで、可能性が広がるなと。「自分の体を使いたい」と思っていたので、体を披露できるネタで、うれしかったですね。練習するのが本当に楽しかったです。
──コージさんもダイキさんも、それぞれタイプの違ったイケメンですが、ブルゾンさんは「絶対に恋愛対象にはならない」とおっしゃってますね。
ブルゾン:性別が男と女というだけであって、性的には見てないです(笑)。それはたぶん、お互いに。同志みたいな感じですね。
──ネタではブルゾンさん演じる“キャリアウーマン”が、恋愛指南をしてくれますが、ブルゾンさんの実際の恋愛事情は?
ブルゾン:私は面倒くさい女だと思います。素直じゃないし、好きな人に好きだってバレたくない。自分からアクションを起こせないんです。だからひたすら待つんです。「花は自分からミツバチを探しに行きますか? ……探さない、待つの」と言っていますが、私もあのネタを信じてますし、励まされてもいます。「どうかこうあってくれ」「待っていたらいい人が来るはず」と。でも、何もしないで待つんじゃなくて、自分を高めて待っていようよ、と。
──ブリリアンのお二人も、恋愛では待つタイプ?
コージ:自分はブルゾンさんとは真逆で、好きになったら自分から行きます。ネタの通り、書類まかれたら、すぐ拾いに行きます(笑)。