

女優・武井咲(23)が崖から落ちそうになり、「人生何があるかわかりません」というナレーションが流れる……。武井を起用した日本弁護士連合会のCM「突然の壁」。まさに、武井にとってはいま崖っぷちの日々かもしれない。
EXILEのTAKAHIRO(32)との結婚を9月1日に発表。妊娠3カ月で来年春に出産予定であることも明らかになった。一部スポーツ紙は、テレビドラマやCMなどの違約金が「10億円の可能性」と報じた。それに対し、結婚や妊娠を理由にペナルティーを課すのはおかしい、といった反響もあり、注目が高まっている。
実際はどうなるのか。武井が契約・出演中のCM10社のスポンサーに聴いたところ、締め切りまでに回答のあった8社のうち「打ち切り」と答えたところはゼロで、全社が「継続する」とした。
エスエス製薬では花粉や抗アレルギー薬「アレジオン」のCMに起用中。妊婦は気をつけなければいけない薬であることから、スポーツ紙では「終了の可能性が高まっている」と報じられもしたが、同社はきっぱり否定した。
「今回の報道を受けて、武井さんとの契約解除や変更はありません。違約金の請求もございません。ホームページからの削除予定もありません。これを機会に、妊娠されている方は医師に相談するなど、正しく服用していただければと考えております」(エスエス製薬広報担当者)
夏の旅行キャンペーンでCMに起用した大手旅行会社JTBでは、
「夏のキャンペーンはちょうど終了しました。今回の件は特に影響ありません。旅行業界は別に妊婦さんだからと言ってマイナスのイメージはないですから」(広報担当者)
冒頭の日本弁護士連合会でも、「CMの解除や打ち切りはありません」(広報課)という。
武井が所属するオスカープロモーションの鈴木誠司副社長は、
「各社さんには事情を説明しました。判断を厳粛に受け止めるだけです」
と話す。