清原和博 (c)朝日新聞社
清原和博 (c)朝日新聞社
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 思い返せば、日本中に衝撃が走った2月2日から、有名人の薬物事件は始まった。この日、プロ野球で栄華を極めた清原和博が覚醒剤取締法違反容疑で現行犯逮捕された。有罪判決後、8月には自殺説まで流れたこともあったが、9月に沖縄・宮古島で高級ホテルに宿泊し、バカンスを楽しむ姿が写真週刊誌「フライデー」にスクープされた。

 そんな清原の“復帰”に向けたプランが動き始めているそうだ。

「格闘家やプロレスラーへの転身は、以前から言われています」

 と言うのは、芸能評論家の三杉武氏。

「だけど、彼はひざが悪いので、格闘家というのは現実的には厳しい。謝罪本の出版や、薬の怖さを語る講演会をやる方向で進んでいくと思います」

 清原と親交のあった出版プロデューサーの高須基仁氏は、これからもやはり野球の世界で、と語る。

「野球に没頭する生活が、薬物依存の対症療法としては一番いい。清原には、弁護士経由で、日本航空学園野球部の顧問や施設長などになることを打診しています。もう一度、野球の世界で生きる。それが、清原の2017年の生き方になると思います」

 6月には、女優・高島礼子の夫で元俳優の高知東生が、覚醒剤取締法および大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕された。

 高知は15年に芸能活動を引退、その後はエステ店の経営・プロデュースをしてきた。

「きちんとした謝罪がないのは、筋としておかしいですよね」

 かつて高知がプロデュースしたとされるエステ店経営者の女性は、大きな損害を受けたと、憤りを隠せない。

「保釈後に、(謝罪か)何かあるかという期待も込めて連絡をとってみたのですが、『新たにエステ店を再編する』と言って話になりませんでした」

 記者は、高知が代表取締役として登記され、高知が商標権者となっている名称を使用する横浜のエステ店を発見した。店名は変わっているが、場所は、以前と同じ。従業員は、

「高知東生さんとは、一切関係はありません。前のオーナーですよね。機材は、以前のまま使わせてもらっています」

 と、高知との関係を否定した。

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