清原和博が覚醒剤取締法違反で電撃逮捕された、わずか1カ月後。プロデュースするアパレルブランド、AK+1 by EFFE BEAMS(エーケーワン バイ エッフェ ビームス)を発表したのが、元妻でモデルの亜希(47)だ。ブランド立ち上げに合わせ、離婚後も名乗っていた清原姓を捨てた。
「自分の中の悲しみや後悔を、愛しながら生きていく。」
改名後初の出演となった化粧品のCMコピーも意味深だ。そのあまりにも正鵠を射た対応ぶりに、ネットには「計算高い」「不幸を売りにしすぎ」と批判も多いが、その一方、「応援してます!」という熱烈なファンの声も。
彼女を撮影したベテランフォトグラファーは言う。
「彼女は決してオーラのあるタイプじゃない。体のバランスはいまひとつだし、ブレークは清原と結婚してからで、モデルとしてはかなり遅咲き。夫のネームバリューと、美しさよりも『ライフスタイル』で売り出す読者モデルの延長みたいな存在感が今の時流に合って人気なんでしょう」
AK+1の顧客層は30~40代。カジュアル路線で、専業主婦にもワーキングマザーにもウケている。女性ファッション誌編集者は「その世代の女たちは、仕事や結婚、出産を通して『世の中いろいろあるよね』とわかっている」と話す。
たとえしたたかに見えようと、多少計算高かろうと、亜希の支持基盤は揺るがないのだ。