別の、大手出版社の女性誌関係者が明かしてくれた。「父親が稼いだお金のほとんどを賭け事に使い、彼女は大変な環境で育った。だから芯が強くてお金にはシビア。派手そうに見えても家計はしっかり。そんなところも、世の女性の支持を集めている背景なのでは」
苦労する母親を見て、小さいころから台所に立ってきたという亜希。その経験は料理本にも生きている。
「今後はファッションより料理の仕事が増えるかも」
料理上手でおしゃれでしたたか。しかもそれが「自然体に見える」。かくありたいと憧れる「頑張る系女子」がいる限り、まだまだ亜希の活躍は続きそうだ。(本誌・上田耕司、太田サトル、永井貴子、秦正理、藤村かおり、牧野めぐみ、松岡かすみ、山下美樹子、吉嵜洋夫/浅野裕見子)
※週刊朝日 2016年5月20日号