わが青春のアイドル、大場久美子(56)は本誌にこう語った。
「17歳のアイドルだったころ、50代半ばでグラビアで水着になるとは想像もしていませんでした」
大場はいま、50代でアイドル水着を披露するという、誰も通ったことのない道に挑戦している。
当初、週刊誌のグラビアを飾ったのは2014年の「週刊アサヒ芸能」。担当編集者の石田伸也氏はきっかけをこう語る。
「『キングオブコント』(TBS系)で大場さんが、頭からかぶりものをして水着になるというコントをやったんですよ。それなら、スタジオで本格的に撮影して、グラビアに掲載したいと思いました」
大場の水着グラビアを掲載した発売号は、年末年始を除く通常号としては、年間売れ行きナンバーワンだった。人気の秘密を石田氏はこう言う。
「アイドルまっただ中の18歳のころ、ブロマイドの売り上げが年間1位になるほどの人気だったんですよ。もともとグラビアでの人気が高かった。あどけなさと、ダイエットに成功したプロポーションの良さのバランスが絶妙ですね」
その後、ブームは人知れず拡大。写真週刊誌「フライデー」は大場の水着を表紙に。「週刊ポスト」は昨年11月、大場をグアムへ撮影旅行に連れていき、ビキニグラビアを一挙13ページにわたって掲載。今年2月にも「大反響特別アンコール」と題して、8ページを掲載した。
「グアムでの水着撮影は35年ぶりでした」(大場)
所属事務所のオフィスキコの合田道人会長はこう話す。