“若手演技派”として真っ先に名前が挙がる。何をやっても、とにかくうまい。高校時代、菅田将暉さん目当ての女子で廊下が埋めつくされたという伝説を持つのに、冴えない男を演じれば、ちゃんとカッコ悪い。ちなみに、当時はモテモテな状況を全く楽しめなかったという。
「何もしてないのにトロフィーを突き付けられたようで、怖かったですね」
16歳でデビューしてから約7年、今年は6本の映画出演が決まっている超売れっ子。でも、騒がれるのは今でも苦手?
「今は作品を見てくださった方が声をかけてくれる。それが高校時代とは決定的に違います」
表紙撮影時は、ドラマ「民王」のときより7キロ減量。次の映画で中学生を演じたためだという。
「ラクではないけど、現場で後悔するほうがつらいので」
出演映画「ピンクとグレー」のキャッチコピーは「幕開けから62分後の衝撃!!」。仕掛けと共に菅田さんの上手さに衝撃を受けること、間違いなし。
※週刊朝日 2016年1月29日号