「当然ワクワクしながら見ました。真田家は信玄公に非常にかわいがられましたし、初回の描き方は良かった。全体の印象として、今までの大河よりいいんじゃないでしょうかね(笑)」
堺は大河ドラマ「新選組!」でほほ笑みの山南敬助を演じて圧倒的な存在感と人気を誇った。堺幸村はどう映ったのか。
「一般的なイメージで語られる、しかめっ面で物静かで、みたいな幸村が嫌でたまらなかったんです。でも『真田丸』を見て、私の思っていた、明るくはつらつとした幸村がやっと出てきたなと。今後も痛快な幸村が見られたらいいなと思っています」(徹さん)
幸村の末裔(まつえい)のお墨付きももらい、好発進の「真田丸」。大坂夏の陣で家康の首を討ち取ってしまうぐらいの迫力を期待したい。
※週刊朝日 2016年1月29日号