べつに未練があるとか、そういうことはまったくないんですよ(※イメージ)
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「日本映画界から嫌われちゃった」とテレビ番組で語って話題の映画監督・紀里谷和明さん。作家・林真理子さんとの対談で、元妻の宇多田ヒカルさんについてこう語った。

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林:紀里谷さん、いらぬことを言って、日本映画界から嫌われたんですって? 私、見てないんですけど、「しくじり先生」(著名人が過去の失敗について話すバラエティー番組)でそう言ってたって。

紀里谷:ハハハハ、そうなんですよ。若いころツッパってたから、そのころの失敗談を番組で話しました。

林:大ウケしたみたいじゃないですか。「メチャクチャおもしろかった」って見た人が言ってましたよ。紀里谷さんってカッコいいし、自分たちとはちょっと違う人だと思っていたら、同じように失敗してるんだっていう共感ですかね。

紀里谷:失敗だらけですよ、僕。今まで日本の会社から企画のオファーをもらったこともありませんし。

林:どうしてですか。

紀里谷:わからないです。巷のウワサでは、「紀里谷は面倒くさい」「予算をオーバーする」「時間がかかる」って。でも僕、予算をオーバーしたことも納期に遅れたこともないんですよ。宇多田(ヒカル)さんの件もありましたし、おもしろくない人たちがいっぱいいたんじゃないですか。今でもそうなんでしょうけど。

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