とにかく元気ハツラツな小島瑠璃子。カメラの前でも若さあふれる笑顔がはじけたが、時々、はっとするほど美しくて色っぽい。「コジマ、どうしたんだ!?って感じですよね(笑)」。撮ったばかりの大人びた表情の自分の写真に、照れながらつっこみを入れた。
伝統あるホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞してから6年。バラエティーや情報番組、雑誌のグラビアなどに加え、最近はスポーツ番組への起用が増えている。昨年末には、たった1カ月半の練習でホノルルマラソンを6時間5分43秒で完走。「走りながら、仕事や将来のことを考えてました。自分と向き合えたことが収穫です」と言葉にストイックさがにじむ。
今の肩書は「タレント」。今後は俳優を目指すのですか?
「どうなんでしょう。ひとつずつ目の前のお仕事をこなしていった先に、どこにたどり着くのかを楽しみにしています」
どんな場所でも、きっと艶のある存在感を放っている予感がした。上手に「大人の階段」登ってください!
※週刊朝日 2015年3月13日号