衆院選では選挙区で約16万9千票もの票を集め、全国トップの得票数だった小泉進次郎氏(33)。年末は地元の神奈川・横須賀で、選挙でのお礼も込めた、忘年会で忙しく過ごした。
「一日にいくつも分刻みでまわっているそうです」(後援会関係者)
車で飛びまわることが多いため、選挙中に進次郎氏の車が変わったという。
「以前はエスティマに乗っていたんですが、オシャカになりました。3年くらいで16万キロも乗って、もう電池がだめになってしまったそうで、電池を入れ替えるには40万円かかるというから、車を変えることになった。今度はじじいが乗るみたいな白のクラウンのロイヤルサルーンハイブリッドになりました」(同)
地元のホテルで進次郎氏が講演会をすると、詰めかけるのは、多くは女性。地元では、進次郎氏の花嫁探しについて、よく話に花が咲くという。
「あいつも女めっけないとマズイよね。いつまでも、進次郎本人が地元の集まりに顔を出してないで、秘書がいるんだから、秘書に出させたらいいのに。体は一つしかないから、このままじゃ、かあちゃんを探してる時間もないだろう。どうすんだという話がよく出ています」(後援会幹部)
人気者の進次郎氏にもタブーがある。
「原発推進の安倍政権にとって脱原発を訴える父・純一郎元首相は目の上のタンコブ。その空気を読んで進次郎氏は原発再稼働などには一度も触れませんでした」(ジャーナリスト)
佐賀県の候補の応援で地元特産のみかんを手にした進次郎氏に対し、「原発事故がまた起きれば、農業に打撃を与えます。再稼働はどうお考えですか」と記者が質問すると、こうキッパリと答えた。
「演説内容の優先順位を決めるのは政治家です。演説を聞いて後は何を書いていただいても結構です」
(本誌取材班)
※週刊朝日 2015年1月2-9日号