10月26日にホテルオークラ東京で行われた記者会見の様子 (c)朝日新聞社 @@写禁
10月26日にホテルオークラ東京で行われた記者会見の様子 (c)朝日新聞社 @@写禁
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 渦中の次男・御法川雄斗(みのりかわゆうと)氏(31)は不起訴となったが、「夢だった」という報道番組を追われたみのもんた。追いつめられた「朝の顔」が本誌に語ったインタビューの中で、自身が手がける水道メーター販売会社の談合事件と経営危機についてもその真相を明かした。

 みのには100人以上の社員を抱える水道メーター販売会社「ニッコク」の社長という顔もある。

「うちは規模の小さい会社で、赤字を僕の芸能の収入で補填してきました。でも、それもほとんどゼロになる。非常に厳しいです。初めてお話ししますが、この1カ月半の一番大きな話は、工場と会社の整理でした。僕の給料は全部カットしますが、それでもどこまで生き残れるか。全国に4カ所、水戸と諏訪と名古屋と和歌山に工場があったんですが、3カ所を閉鎖して和歌山に集約するつもりです。従業員の数も減らさなければならない。それがつらい」

 実はニッコクのオフィスにかつて、トヨタ自動車の豊田章男社長が突然、来訪したことがあった。その理由をこう明かす。

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