――SMAP解散のあと、事務所に残ると決めた理由は?
「具体的にこれだ、これ一つ、という理由はないんだと思います。やっぱり、5人だったので。自分のこともそうですけど、残ることがもしかして、3人にとっても、会社にとっても、僕にとってもと思って、僕は残ったんじゃないかと思います。その決断が、判断が、ミスだったのか、判断能力が低下していたのか。振りかえってみると、通常のアレじゃなかったのかなと思いますけど。でも、自分で決めたことですから。うーん、で、残って3年間。今に至るというわけですから。3年間いろいろ、どうだったのかなって思う時間だったんだって思いますよね」
――ジャニー喜多川さんが亡くなって、滝沢(秀明)さんが副社長になって、いわゆる新体制になりました。今のジャニーズ事務所の体制を中居さんはどう見られていますか。
「もう世代が……。僕らは変わったグループだったのかもしれませんよね。会社の仕組みとか僕らタレントはよくわからなかったりするのが現状だったりして。たとえば、どこどこに何ができました、というのも、そんなに直にかかわることはなかったので。その都度その都度ほとんど耳に入ることもなかったので。もちろん、滝沢君とはお話もできましたし。ああ、今回も、滝沢君には前もってお話はしました。昨日、一昨日ですよ。滝沢君にはお伝えしたほうがいいなと思って。ジャニーさんのこともありましたし、そのとき滝沢君、本当によくひと肌脱いでくれたので。そのときお手伝いできることとできないことがあったんですけど、そういうことを考えると、滝沢君にはお伝えしておいたほうがいいのかなと思いまして、お伝えしました」
――SMAPが解散してからこれまでの間で、同じ事務所に残った木村さんと連絡をとったりとか?
「全然ないですね。お会いしてないですし。今日金曜日でしょ? 先週かな。収録やってたらスタッフが、『木村さんのライブ、行ったんですね』って言ったんですよ。『は?』」