朝の顔も担当した、北乃きい (c)朝日新聞社
朝の顔も担当した、北乃きい (c)朝日新聞社
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 9月に終了したNHK連続テレビ小説「なつぞら」で、ヒロイン・広瀬すずの義姉役を演じた女優の北乃きい(28)。久々の連ドラ出演で注目を集め、その自然体で透明感のある演技が高い評価を得た。SNS上でも「きいちゃん、朝ドラヒロイン感強い」「きいちゃんの道産子訛りは完璧だぞ」と称賛の声が相次いだ。

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 もともとは清純派女優として人気に火が付いた北乃。ところが、2010年にシティホテルから俳優の佐野和真と濡れ髪で出てきたうえ、路上で抱擁&キスをする生々しすぎる姿をフライデーされてしまい、路線変更を余儀なくされた。

「あのスクープによって清純派路線は完全に崩壊し、人気が急落しました。しばらく連続ドラマなどの出演もなかったので、ネットでは『干されている』と心配する声もありました。一部報道では、同年代女優へのライバル意識が強く、それが態度に出てしまうため、場の雰囲気が悪くなるのを恐れたテレビマンが起用を避けていたとも言われています」(女性週刊誌の芸能担当記者)

 それでも14年には情報番組「ZIP!」(日本テレビ)のMCに抜擢され、朝の顔に仲間入り。就任当初はぎこちなさもあったが、共演者ともなじみ、視聴者に受け入れられ、視聴率アップにも貢献するも、惜しまれつつ2年で卒業となった。

「表立った降板理由は『2年契約を満了したこと』、『女優業に専念したいこと』でしたが、『思ったより伸びしろがなかった』ことからリストラされたと報じた週刊誌もありました。しかし、降板後は初舞台に挑戦するなど、舞台を中心に精力的に女優業をこなしています」(同)

 確かな演技力に「再ブレイクか?」との期待が高まる一方、その上昇気流になかなか乗り切れていない部分があると指摘する声も。特にバラエティ番組での発言が良くも悪くもネットでは話題を集め、彼女を心配する人が多いようだ。例えば「今夜くらべてみました」(日本テレビ・7月17日放送)に出演した際は、自身のゲーム機フェチぶりを告白。ゲーム機の収集が趣味だと話し、「ゲーム機に色気を感じる」「匂いを嗅いですごい落ち着く」などマニアックな一面を披露し、共演者を驚かせていた。9月22日放送の「おしゃれイズム」(日本テレビ)でもゲーム機愛を語り、ネットでは「彼氏がおっさん?」「中高年ファンの獲得作戦?」など好感度アップの戦略を怪しむ声もあった。


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「霊感強い」アピールも