テレビウオッチャーの中村裕一氏は、そんな若林の凄みを次のように分析する。
「人見知りはもはや過去の話。2015年あたりからMC業に進出し、今でもクイズ番組の司会をしっかりこなすなど、物事を客観的に把握する能力や場を仕切る話術に長けていることが少しずつ世間にも認められてきています。しかし、相方は二股発覚でもしっかり笑いを取り、親友は堂々の結婚宣言で世間の祝福を浴びるという、2パターンの“正解”を目の前で見せられてしまい、果たして自分はどういう選択をすればベストなのか非常に悩ましいところではないでしょうか。焦って婚約や結婚という悪手は打たないと思いますが、このまま長考=独身継続に突入してしまうかもしれません。とはいえ、これまでさまざまな現場でそういった状況を何度も乗り切ってきたはずなので、『若林はそうきたか!』と多くの人を唸らせるような答えをきっと導き出してくれると期待しています」
人見知りを克服した若林が次に目指すべきものは、男としての幸せか、芸人としての頂きか。ナナメ目線ではなく括目したい。(藤原三星)