「岡田さんの話になると、共演者のみなさんが目を細めるのが印象的です。映画『想いのこし』(2014年)で共演した広末涼子さんは、同作の完成披露イベントで『(岡田の演技に)リアルにイラッとして、すごくお芝居が上手だと思いました』とベタ褒め。別の取材でも『みんながついて行きたくなっちゃう。それは人柄と、何よりお芝居の力なんじゃないかと思います』(シネマトゥデイ・2014年11月20日配信)と彼の演技力を絶賛していました。ウエンツ瑛士さんは岡田さんとサシ飲みをした際、『もう1杯だけいいですか?』が続き、朝の5時まで付き合わされたのに先にタクシーで帰られたことがあるそうです。しかし、そんな彼のマイペースさに怒ることなく付き合いが続いているのは、きっと岡田さんの人柄のよさにあるのでしょう」(同)
岡田本人は「イメージを気にする時期は終わった」(オリコンニュース・2018年1月19日付)と語るように、30代を目前にイケメンキャラだけでなく、一癖も二癖もある役柄を演じることが増えている。ただ決して憎まれ役にならないのは、類まれなルックスはもちろん、確固たる演技力と茶目っ気のある愛され力にあるようだ。「なつぞら」での咲太郎の今後とともに、どんどん役どころを広げていく岡田からも目が離せない。(高梨歩)