オカダ選手が所属する新日本プロレスは海外でも人気が高まっている。米国だけでなく、イギリスやシンガポール、台湾などへの遠征も増えた。英語を使ったインタビューにも対応しなければならない。
「相手の言葉は理解できても、言いたいことを正確に伝えるのはいまだに難しいです。海外で仕事ができることはうれしいので、『日本語しか話せません』ではなく、英語を話せるアスリートでいたいですね」
4 月6 日(日本時間7日)、新日本プロレスは米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで「G1 SUPER CARD」を開催する。約2万人を収容するスポーツの殿堂で行われるメインイベントへかける思いは、誰よりも強い。
「予選を勝ち抜けば、そこでIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイト選手に挑戦できる。ジェイには1月4日の東京ドーム大会で敗れてしまったので、雪辱の機会を待ち望んでいました。実は英語もそこに向かって勉強中です。勝たないとスピーチの機会は与えられませんが、もし出場できて勝てたら、リング上で英語を使ったパフォーマンスをします。楽しみにしていてください」(文・山本 航)