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演歌歌手・田川寿美が15日、東京・渋谷のシダックスカルチャーホールAで新曲『恋はひといろ』の発売記念イベントを行った。
今月16日に発売される同曲は、一途に男性を愛する女心をうたった作品。
田川はこの日、ブルーを基調にしたカトレアの柄をあしらった着物に身を包んでステージに登場。会場に集まった限定60人のファンを前に、
「新しい年を迎えて、1月16日に新曲『恋はひといろ』が発売になります。『心化粧』、『春よ来い』に続く第3弾で、今年の目標としてはホップ、ステップ、ジャンプの曲に繋げていければいいなと思っています。新しい年を迎えて、いつも応援してくださっている方々と一緒にスタートができることをうれしく思っています」とあいさつした。
その後、同曲とカップリング曲の『おんなの東京』を披露すると、ステージ上に設置された祭壇の前で、渋谷の氏神さまの北稲荷神社の神職を呼び込んでヒット祈願も行った。
田川は新曲『恋はひといろ』について、「初めて聴いた時はちょっと懐かしいような、レトロな曲だなと感じましたが、こういう歌は歌ったことがないので、ぜひトライしてみたいなという気持ちになりました」。
カップリング曲の『おんなの東京』に関しては、「前作『春よ来い』のカップリン曲『東京ワルツ』に続いて東京をテーマにした三連の曲で。『女…ひとり旅』がちょっと大人になったような都会の匂いがする歌になっています」とアピールした。
また、今年4月でデビュー28年目を迎えるが、「今年もまだまだ振袖を着たいなと思いまして。成人式もありましたでしょ? 私は2回目ですけど」と年齢を意識した自虐ネタで笑わせた。
その一方で、「さまざまな時を経て、大好きな歌を長く歌わせて頂いていることにありがたいな、と」と感謝し、「この厳しい歌謡界の中で28年の間にもどんどん時代が変化していますけれど、自分の中では16歳で上京した頃の気持ち、ただただ歌が好きで、聴いて頂けたらうれしいなという気持ちのまま今日があるのかな、と…」としみじみ。
そして、「(ファンの方々と)一緒にこうしてひと時ひとときが過ごせるのも、自分にとっての宝物です」と話していた。(JAPAN芸能カルチャー研究所)